自分が情けなくて、怒りが出てきた。

怒りはパワー。使わない手はない。

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昨年の体調不良から、復活したプロセスで気づいたことを書いていきます。
前回までの記事は↓。

◆1:アトピーからの復活
◆2:療法ジプシーのできる脳の仕組み
◆3:自動思考に気づいて、変わったこと。
◆4:脳の神経回路は思い通りに変えられる?
◆5:自律神経グダグダ問題。

整体では、毎回ルーティンの身体ほぐしに加えて、お風呂入ってね、とかのアドバイスを時々もらいました。ごく基礎的なことでしたが、できているとは限らなかったのでありがたい。

途中から、プランク(1分×3セット)やってね、とのご指導が。腹筋のインナーマッスルがないと、猫背をノーマルな状態に保てないということですね。

これも、いやいや背筋が必要だとか、筋肉よりもしなやかさだとか、いろんな説があるとは思います。ですがヘロヘロに弱ったカラダには、5分ほどでできるシンプルな運動として最も勧めやすいものがプランクかと思われます。

単純にダイエットの観点だけから見ると、有酸素運動は「やっている間」だけカロリー消費が起こる。
筋トレは、筋肉が徐々について、数日やらなくてもその効果が残る。年齢も関係ない。筋肉がつけば、「生活している日中」の基礎代謝がわずかながらでも上がっていく。つまり、筋トレこそダイエットにおすすめ。その辺はいろんな情報見て知ってましたが、なかなかやれずにいました。

この当時の私は、エアロビっぽい有酸素運動は家でやってたんですね。ですが筋トレはどうしても「翌朝、腰とかお腹が痛いしなぁ…」という部活動とかの記憶がジャマして、なかなか続かない。

実は筋トレの痛みって、たまにしか動かさない筋肉ほど、起こりやすいみたいですよね。つまり、初心者の痛み。実際は、継続していけば、よほどいきなり負荷をかけない限り痛みは減っていくと、後で知りました。

恐れていた私においては、筋肉を動かさないので、万年「初心者の痛み」。痛みが起こっては筋トレをやめ、していたわけです。それは続かんわ…。

そして、勧められたプランク。これも、数日に一回やる、やめるの繰り返しでした。
そこである時、整体で、筋肉量を測ることを勧められたので、それならと応じてみました。

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そこで受けた施術。

服のお腹部分をめくって寝て、シリコンっぽい器具をつけられます。その反対側は電流を流すなんらかの機械に繋がれていて、電流をコントロールすると、筋肉が鍛えられる仕組みになっています。

ちまたでいう、シックスパッドとか、アブトロなんとか、みたいなやつらしいです。初体験。
これがまぁ、妙~なブルブル感。しんどいというよりも、とにかく変な笑いが出てくるw これで耐えられる電圧?の数値で、ある程度の筋肉量を測れるようなのです。

耐えられるというか…痛いとかより、なんともいえない不快感なので、負荷がどうとかは分かりませんw なにせ耐えがたい。その結果、「ほぼ筋肉ないんじゃね」判定となりました。いや、笑けるやん。

これ、寝てるだけで筋肉を鍛えられるそうで、毎週通うのはどうかと勧められました。効率のいいトレーニング方法だそうで、プロでもやっていたりするのだとか。実際寝ているだけなので、ラクっちゃ、ラク。

なんというか…なんかここで「機械に筋肉を鍛えられなアカンのか…俺も舐められたもんだぜ」という屈辱的な気分になってきてw(いちおう言いますが、先生は悪くありません。筋トレできない私が悪い)

それには通わず、まずは自分でやってみる、と宣言して帰宅しました。

その帰宅時に、なんかモヤモヤするなぁ~と思って自分を探ると…。
なんかこれまでの体調とかも含め、自分に対する情けなさと、器具をつけられて寝ころんでいる自分の姿がリンクし、怒りが湧き上がってきてたんですね!(笑)

「思ったより怒ってるやん自分」って面白くなってきました。途中で気持ちを切り替え、これはチャーンス!!とその怒りエネルギーを筋トレに向けました。

筋トレって、自分がしんどいギリギリまでやる方が効果が高いので、そういう起爆剤となるエネルギーがあるに越したことないんですよね。フラれた腹いせに筋トレし始めて、バッキバキになる人とか、そういうエネルギーを使ってるのではないかと。

ちなみに、「自分でどうにかしよう!」という気持ちは、アトピー体質の改善にも効果大。自分の体験上、アトピー体質を持っている人はエネルギーの抑圧グセが大きく、それを自分に向けて自暴自棄になった状態が、アトピー症状やと思っています。

そこから筋トレが続く、続く。やっているうちに、筋疲労と回復を考慮した自分なりのメニューも考えることができて、週2~3とはいえ、継続できるようになりました。そして、実際、ある程度継続している方が、筋肉痛にならない…!その上、疲れも感じにくくなりました。
少~し、少~し、ずつですが、見た目も大して変わりませんが、その変化を自分で認めることが大事なようです。

いつの間にか、怒りじゃなく、やりたいから、という動機ベースで筋トレもやれるようになりました。ヨガしかやれないから、なんとかやっていた時期とはえらい違い。

ヨガ、筋トレ、有酸素運動、それぞれにそれぞれの役割、良さがあり、身体の必要に応じて使い分けてます。どれかを極めたい、とかでもないので。

アトピーの症状自体は、そうなってからも、薬を使いつつ一進一退、です。
ですが、身体のためにやれることをやった結果、その一進一退の中に時々、二進一退がでてくる。血流良くなってるだろうから当然でしょうけど、これがとっても嬉しかったです。

次回は多分、食べ物の話とかになるかな…。

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