【ロルフィング1回目】
私の場合、以下のようにメニューを受けていきました。
なので、ようやくロルフィングのカリキュラムとしては1回目。

予約がすぐに取れず、この回までの日程が1ヵ月弱開いてしまいました。
ただ、ロルフィングは自分自身で身体の感覚を受け取ることも大事。この期間が身体との対話にもなった気がします。
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ロルフィング1は、呼吸を教わりました。
呼吸を教わるって…生きてる以上、誰でも呼吸はしてるやん、って感じなんですが(笑)。
私は過呼吸の経験もある上に、この時は上半身がとにかくガチガチで、呼吸がヘタなんてもんじゃないレベルだったんですよね。
ヨガや有酸素運動をやったり、意図して呼吸を深く整えられるよう、いろんな方法は試したんですが、無意識の呼吸となると、浅いまま。
正直、この回は助かりました。
自然な呼吸を、あえて意識にのぼらせて、身体に思い出してもらうという感じの回です。
たとえば、「吸う」と「吐く」の間には、何もしていないようなラグがあったりします。見えない内側で静かに肺が動いている状態。呼吸がしんどい時や、意図して呼吸しよう!と力んでいるときって、このタイムラグがなかったような気が。
また、意図して呼吸をすると、肺の右奥をふくらまそう!などと、肋間筋が拡がるように空気を送ったり、背中側で呼吸をしたりもできます。
また、必ずしも呼吸って、吸う・吐くの秒数が均等でなくてもいい。調整が入ってときに「ザァ!!」っと一気に吸う場合もある。
そんないろんな呼吸を許して、自然に起こる呼吸を観察したり。
いろんなバリエーションをやっていくと、実は肺だけじゃなく、全身が呼吸しているのが分かります。
それだけで、身体がほぐれた感覚でした。
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この回を受けて帰宅すると、すぐに体感が大きく変わりました。
自律神経がバグってたときって、頚椎に関わる筋肉すべてがガチガチになってたんです。
背中・首・肩はもちろんのこと、それが溢れて二の腕や手先までしびれるような緊張感に襲われてました。
それで気が詰まって、ドキドキして、呼吸がうまくできない状態だったんですよね。
まだ軽度のときは、ストレッチとかマッサージすればいいやん、って感じでそれで緩めてる時もあったんですが。
リラックスが追い付かなくなると余計にチカラが入って効果なし。
それが、今回のロルフィングを受けたことで、二の腕の緊張感やしびれが消えてたんです…!
おお、すごい…!!!
あくまでやったことは「呼吸」のエクササイズなんですが、ここまで緩むとは思いませんでした。
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そして、翌日も明らかな違いが。
この数か月、家事は最低限しかできず、日中ほぼ休んでるくらい疲れていたんです。
それが、休んでいたら急にエネルギーが満ちた感覚を感じました。そんで、しばらくやりたくても手がつけられなかったトイレ掃除をあっという間にやって、そこから洗濯、入浴。
床のものを拾うのもダルかったのに、よりによって嫌いなトイレ掃除やるって!
チカラを出し切った~!という清々しさを久しぶりに感じました。
ちゃんと疲れられるって、元気な証拠なんだな、って。これは動きたくても動けない、という経験をしないと分からない感覚だと思います。
やる気さえ出せば、気合いで何でもできる、できない私はサボっているのか…とどこかで思っていましたが。できないもんはできないんですよね。そして、できるようになったらできるんです。
いや、あったりまえのこと言ってるみたいですが、気合いには限界があります。
それくらい身体の声って、無視できないんだなと痛感しました。
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とはいえ、まだまだ治癒の途上なので要注意…。
たまたま見たお笑い動画(M1)が、思ってたより面白くて、ひーひー笑ってたら過呼吸になりかけましたw ⇒それでも自力で回復できる。身体、すごいなと思ったんです。
UnsplashのAakash Dhageが撮影した写真