「自動思考を止める」という実践をしてる、という話の続きです。
そもそも、私の人生にしては、自動思考が落ち着いていた時期ってのがありました。
それが、結婚してから2年くらい経って、それからしばらくの間。
「自動思考」って概念をあまり持ってませんでしたが、
自分の周りの状況が(物理的に)落ち着いていたのもあって、
同じことで堂々巡りをする思考は少なかったように思います。
旦那さんが、私の仕事を少なくするよう計らってくれたのも大きかったです。
ですが、そこはやはり結婚生活、
まったく接したことない、想像できない体験と触れ合うことは避けられなくなり、
そこから徐々にまた自ら、不安で自動思考の回路を強化していった部分がありました。
これまでの体験から、感情を発散するなり、気分やフォーカスを切り替えるなり
といったことは得意な方だと思っていたんですが、
自分のことはなんとかできても、他人はコントロール外。
ただ淡々と、その状況を見守ることができなくなり、
・心拍数アップ
・慢性疲労、やる気がわかない
・不安、怒り
に悩まされる。
思考でなんとか折り合いをつけようとすると、無限ループにハマるやつです。
そこから、また違った出来事がとどめになり、体調不良からの降参…(笑)。
そこで見かけた発想=「意識変容」が、当時の私の苦境をズバリ言い当ててました。
『左脳さん、右脳さん。 ―あなたにも体感できる意識変容の5ステップ―』ネドじゅん(著)
ここで提案されているのが、
・左脳過剰 ⇒ 右脳優位 になろう
というあり方。
「脳」といってるからには、物理的に「アタマの話ね」と思ってたのですが、
著者ネドじゅんさんの提案の新鮮なところは、
「右脳とカラダの神経回路に親和性がある」という部分でした。
アタマの話として考えずに、カラダに意識をより多く持っていけばいい。
これがとても再現しやすく、取り組みやすいのです。なぜなら肉体は目に見えるから。
私が右脳関連について知らなかっただけかもしれませんが。
シンプルに、運動したら気分転換になったり、
ヨガで身体の各部に意識を向けるように指示されたりするのは
こういうことかもしれません。
言われてみれば、カラダの感覚を感じることは日常的には少ない方でした。
意図して取り組まないと、スマホ・PCの毎日ですから。
そして昨年夏、ネドじゅんさんのサロン『三脳バランス研究所』に入って、取り組みを始めました。
ここから、私が体感してきたことを次回書いていきたいと思います。