自分の欠点ばっか見てたら、悲しむ人がいるよ。

欠点とひとくちに言っても、いろいろある。度合いによって日常生活に支障があるかもしれないので一概には言えないが、それにして欠点ばっかり見るのはよくない。特に、まずは、自分のことね。

20代なら諦めることもない。でも、30年くらい生きてくると、だんだんと改善できる欠点と、治らない欠点とあるのが自分でも分かってくるだろう。40代になった自分的には、治らないことのどうしようもなさがいよいよ身に迫ってくるw だから、欠点とはうまい付き合い方が必要になってくると思うんだ。
たとえば欠点を多用しないで済む役割にかえるとか、長所に目を向けて、そちらをより伸ばすようにするとか。欠点を補ってくれる人をパートナーやチームメイトにするとか。補ってくれる人に最大限の感謝を伝えるとか。

欠点があること自体が悪いんじゃなくって、それによって人間関係も補いあえたり、尊敬しあえたりするのだから、むしろいいなとも思えるようになった。完璧みたいな人間だったら尊大になってたかもしんない。でも幸いなことに、そういうことはめったとないようだ。

欠点ばかり見てるとどうなるかというと、まずひとつは自分が萎縮する。
あれもやらないでおこう、これやってしまったらダメだと行動を制限しちゃうので、いいところもなんにも生かせなくなる。

そしてもうひとつは、自分のことを好きでいてくれる人を、悲しませることになる。少なからず、周りにいてくれたり、陰ながらでも応援してくれる人は、自分にいいところを見つけてくれている。なのに、ほかならぬ自分自身が欠点ばかり見てたら、そういう人たちの好意を無碍にするんじゃないかなって、思うんだ。

そして最後に、欠点ばかり見てる=それが治るとは無関係だってこと。
見ても、ましてや努力しても仕方ないことなら、潔くあきらめて受け入れる。もうどうとでも言ってくれや、オレはこういう人間だ。って、表現難しいけど、サジを投げるのとは違うんだよな。それも含めて堂々と前向いて生きるってことかな。ニュアンス的には。
逆に改善できるならば、それにまつわる思いつく行動すればいいってこと。欠点を見るってことは、そのどちらでもない。エネルギーを消耗しちゃうんだ。

あっけらかんとできている方が、案外周りもホッとできて気を使わなくて済むと思うんだ。そういう話が動画で出たので、書いてみた。

土曜の夜、お時間あればどうぞ。

【うまみ発掘会議。11:反省しすぎは、毒。】

Photo by Fernando @cferdo on Unsplash



	

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