ある人からのメッセージ。
あなたは、まだ見ぬ挑戦の渦中にいる。ここまでくるのに、実に多くの労力と勇気と、経験を要したに違いない。
あなたは、本当によくやってきた。よくやったというのはどういうことかというと、自分を信じてきた、ということだ。
世の中でも「自分を信じる」ことはよいことだ、と言われている。でもあなたはそれに何か違和感を感じ続けてきた。
そこで言われている意味はなにか?それは「あなたが【世間的に成功し】、【褒められるような人格になり】、【すばらしい演技をし続けられる】こと」。それがよく言われている「自分を信じる」ということだ。
それを知って、おそらくかつてのあなたは世の中に幻滅しただろう。一見、バラ色のように見える「自分を信じる」という発想元が、想像しがたいくらいに自分を傷つけもしてきた、ということを。
もうあなたも知っているように、本来「自分を信じる」とは、こういうことだ。「あなたの存在が世の中にどう位置付けされているかに関わらず、あなたはあなたのいたい場所にいて、目指したい状態を目指し、その上で人に喜ばれ必要とされるのも可能だ」ということを、信じることだ。
今のあなたには理想に聞こえるかもしれないが、世の中のいう平均的で、小さな器におさまる必要はない。今夢中になっているものを、心ゆくまで高め、あるいは深め、楽しさを存分に味わおう。そしたら突破口はおのずと見えてくる。
自分が突破しようとする必要はない。その代わりに、夢中になれ。楽しさと充実感を忘れるな。その物事に愛を持って取り組むのだ。外野は関係ない。この大きな地球上で、たったひとりの自分を見つけてくれる人に、精一杯のもてなしをしようじゃないか。