人生を通じて流れる、本流のじぶんにたどり着く。

自分はつまり、どんなことをする人なのか。
うまく言葉としてまとめられないかな~と、ずっと思ってきました。

人様のプロフィールを書いておきながら、自分に対する謎は深まるばかり。

「自分のことは自分で分からないよね(苦笑)」ってよく言います。
私のような、人の魅力を引き出すセッションをする人の中では合言葉のように言われる。自分の背中をじかに見られないような感覚かもしれませんよね。

ただ、分かんないからと言って、分かんないままだと自己紹介もできないよなー。
って思ってたんですが。

こないだ、シャワー浴びてたら少しつながった感じがしました。

20161202_014727_564_convert_20161202014944

私は今、スパイス料理にハマっているんですが、以前から食料品店でスパイスの棚を見かけるたびに、「これがそれぞれどういう目的に使われてどういう効能があるか、全部把握して使いこなせたらカッコイイな」って思ってたことがあります。その念願がかなったような感じなんですよね(笑)。

で、たまたま今はスパイスですが、それ以前にも同じようなことにときめいてきたんですよね。

私がこれまで、主に経験してきて、好きだったことを考えると…。

・アロマセラピスト
・アパレル店員
・カラーセラピスト
・カラーコーディネーター
・趣味で染色
・デジタル画像作成
・今やってるプロフィール作成

20151023_203334_863_convert_20161204020439

これらの共通点をあらためて思い起こすと…。

棚にあるアロマオイルの原液を選んで調合するように。
カラー見本からその人に必要な色を選んでコーディネートするように。
スパイスラックから必要なスパイスを選んで調理するように。

すでにある素材の良さを最大限に引き出す「組み合わせ」をつくることで、創造する、ってことをやっている。

私は、おおもとの「素材」を作っているわけじゃない。だから、創造してると言えるのかな?と思ってたんだけど、違う角度の創造をしてたみたいなんですよね。どうやら。

カラーなど、始めから素材が揃っている場合は

・素材の選択(えらぶ)  →必要な色をピックアップ
・素材の調合(あみだす) →組み合わせる
・素材の提案(つたえる) →誰でも使えるように編集して伝える

画像作成やプロフィール作成など、素材揃えからやる場合は、

・素材の抽出(ひきだす) →ヒアリングしてその人から教えてもらう
・素材の選択(えらぶ)  →その中から必要なものやいいものをピックアップ
・素材の調合(あみだす) →そっから作品を創り上げる。

zw8dipp4s4u-allie-dearie_convert_20161204020850

いずれにしても、すでにこの地球上に無限にあるものから、必要な素材や情報を見極めて、必要に応じて使いこなす役目が好きなんだろうなと。いうことが分かってきました。

そういえば以前、カードリーディングをするこの方に、私の得意とする役目は「エディター」だと言われたことがありましたわ。そういう意味だったんだなーって。

だから今は、編集にまつわることなら趣味でも仕事でも、いろんなことを経験してみようかなって思ってます。思い込みで、やってることに意義が見つけられると、不思議とエネルギーが湧いてくるもんで。言葉にすると、よりそれがスッキリするのかもしれません。

***

一段、視点を上げて抽象度を高めることで、自分の得意なものが見えてくることがあります。具体的に、たとえば職業名とか業界とかで表現するとバラバラに見えていたものに、どこかしら似通ったところが見えてくる。単にさまよってたわけじゃなく、必要な経験を踏んできたんだなと分かると、がぜん自信が出てきます。

bhnxfaencti-eddy-klaus_convert_20161204021245

私自身これまで、1日のみしかやってない仕事も、掛け持ちも数えると数十種類の仕事をしたことがあって、いったい自分がなんなのか分かんなくなります(笑)。興味もめっちゃ飛ぶし。自分が満足するまで集中して追究するのですが、やり切ったら、もう興味なし!それについてのエネルギーもぷっつり、湧いてこなくなるし。自分がわかんなすぎてもう、何かを目指すのを辞めたんですがね(笑)。

先ほど書いたように、最近、その経験の共通項を見つけたんでスッキリ。せっせと今あるものを収集して組み合わせを考えて、ほくそ笑んでおこうと思います。

編集することが好きなので、組み合わせが間違いだったりアウトローだったとしても、失敗したとしても。そのことを発見するプロセスが実に楽しいんですよね。

***

これを読んでくださっている方も、よかったらこれまでやってきたことを、職業も趣味もボランティアも関係なくぜーんぶ振り返ってみてください。大切なのは、ジャンルの壁を取っ払うこと。たった1日ハマったことでも5年間やり続けたことでも、いったんは同等に扱ってみること。すると…何かしらの共通する経験が見えてくるかもしれません。
また、周りにいる、あなたを知る人から聞いてみるのもすごく参考になります。かゆい背中に手が届くように。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です