かつてうまくいったことが、今しっくりこないときに。

 

自分に何が向いているだろうと試行錯誤する。結果、向いてないと分かった方法や自分に似てない他人の生き方をマネしない。そういう意識は世の中に育ってきていると思う。

でもそこで盲点になりがちなのは、「人は変化する」ってこと。

自分自身の中でも同じことが起こりうる。
たとえば、【過去の自分】には向いていて、成果も出たし、なにより楽しくて夢中になれたことでも、ふとした拍子に「飽きたんじゃないか」とよぎること。もしくは成果出てないけど、もう自分にとっては「やり切ったんじゃないか」と感じること。そういうのが時間の経過とともに出てくる。

そのとき見すえなきゃいけないのは、【過去の自分】と今ここにいる私は別人かもしれないよってこと。【過去の自分】には向いていたことも、今の自分にとってはとっくにオワコンだということを認めなきゃいけない時ってくるんだよな。

やっているジャンルや役割が同じかどうか、とかだけじゃなく、見えない部分だって同じこと。いつまでも初々しい姿勢とか、いちいち初挑戦にビビる自分とかも、とっくに過ぎ去った自分なんじゃないかと。思ってみることは必要。もう慣れたもんなんでしょ、ほんとうは。とかね。

でも、かつてそのあり方でなんらかの高評価を得てしまったら、味をしめちゃうことってあるんだよね。いつの間にか、鮮度が落ちた自分のままでずーっと行っちゃったりするの。

現在と過去とは繋がってるとは限らない。

てことは、今のままの自分で未来になるとも限らない。今は果たしてどうなんだ。今それはほんとに心からしっくりきているのか。これを問い続けるべし。これはある意味、【今の自分】に納得いってなければ朗報だとも思うんだわ。

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