めちゃめちゃ美味しいサンドイッチのお店が閉店した理由。

うちの近所に、美味しいサンドイッチのお店があったんです。こじんまりとした、どうやら個人店と思われるお店ですが、とてもお気に入りで、何度も通いました。

具材のバラエティが豊富で、中身がパンからこぼれ落ちそうなほどパンパンに詰まっていて。どの具材も、サンドイッチとは思えないくらいの満足感。

写真はツナですが…レタスも入っててしかもシャキシャキ。

 

お野菜のみのバージョンもあるんですが、サルサっぽいソースなど味付けも独特で、チキンやコロッケにも負けないボリューム。とにかく美味しい。

ちなみに、私は生の玉ねぎが苦手なのですが…「玉ねぎ抜いてください」とお伝えすると、その場で注文通りにつくってもくださいました。

ほんといいお店だったんです。

 

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ですが、近所、とは言っても歩いて片道10分程度。日陰の少ない道を通って行かなきゃいけないので、むちゃくちゃ暑い時期は足が遠のいてました。

昨日は涼しかったので、久々行ってみようということで覗いたら…なんと、閉店していたんです。がびーん。いいお店なのに、残念!

 

移転のお知らせの紙なども一切貼っていない…どころか、痕跡がひとつも残っていませんでした。おそらく単純に閉店したんだと思います。「あんないいお店なのに」、と思ったんですが…。もし本意ではなく閉店したとしたならば、なぜなんだろう、と考えてみました。

で、あらためて思うと、心当たりがかなりあったんですよね。

(ここからは単純に私の想像ですが)

 

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そのお店の隣には、から揚げの専門店があり、規模は少し広い程度。注文を受けてから作るというスタイルにも、似たところがあります(見た感じ、まったくの個人店ではなさそうで。少し資本力があるところが経営してそうな気がしますが…HPにも記載がないのであくまで想像)。

ちなみにコンビ二等と比べると、味はどちらのお店も間違いなく美味しいです。

ただ、から揚げお店には、サンドイッチのお店にはない、2つの大きな特徴があるんですよね。


1:和風ロゴとオレンジの店舗イメージという特徴があり、どんな店だったか一回で記憶しやすい。

2:Facebookページを持っており、チラシに分かりやすく掲載されている。頻繁ではないまでもいちおう、新商品などのお知らせをしている。

 

◆つまり、【思い出してもらうための何か】が、あるかないかが大きな違いなんですよね。

 

サンドイッチのお店は、残っている食べログを見ると、どうやらブログURLはあったようです(消去されてなくなっていますが)。

ちなみに私はお気に入りのお店や頻繁に利用するところは、割とブクマするのですが…ブログがあったこと自体記憶にないんですよね。ブログの存在を積極的にアピールしてなかったのか、更新していなかったのかもしれません。

そしてもうひとつ、サンドイッチのお店はナチュラルな内装の店舗でしたが、特にキャラクター性もなく、言ってみればどこにでもありそうなごく普通のイメージでした。

※どちらのお店も、店員さんがキャラ濃いとかってわけでもなく、接客も普通なので、そこは変わらないでしょう。

 

そう言えば…と思い出してみると、こういうポイントがいくつも出てくる。シンプルにまとめると、

印象が薄いのに、工夫しないのはもったいない!!

ということ(もちろん単にキャラが濃ければいいわけじゃありませんが)。足が遠のいたのも、もしかしたら距離だけのことじゃないのかもしれません。

たとえがいいかは分かりませんが、合コンとかでも特段個性もなく、「いい人」止まりだと覚えてもらいにくいですよね(笑)。もしくは、会ったとき個性がある人でも、合コンが終わってから一切連絡を取らないければ、忘れられて終わりです。

 

つまり、

・記憶に残る

・記憶に残り続ける

この2つが、関係性を続けていくためには必須なんですよね。いい人だけじゃ、始まらない。

じゃあ、記憶に残るためにどんなことが必要なのか?ってことをこれからまた掘り下げていきたいと思います。

 

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