目的地に早く着くのは、チューニングが取れている方。

みなさん、
どうしても乗らなきゃいけない電車に間に合いそうもないとき…どうしますか?

もちろん、猛ダッシュですよね。
もしくはチャリかっ飛ばしたり。最後はタクシーでしょうか。

ヒヤヒヤしながら、なんとか間に合った体験、誰にもあるかと思います。

でも、同時にこういう経験もないでしょうか。

【走ったからといって速く着くわけではない。】

たとえば毎日の通勤で、
同じ時間に同じようにギリギリダッシュした。

あるときは猛ダッシュして
息切らしながらなんとかセーフだった。

別のある日は、やや諦めぎみ。時々歩き、時々走る程度だったのに…。
なぜか間に合った。

………んん?
なんか今、夢見てた?
フツー、後者だと無理だよね???

ってこと、経験ないですかね。

これ思うに、心のチューニングの状態によるものかと。あくまで私の体感的なものですが。
心のチューニングが抜群なときって、人は時空のしばりを超えるのです。

今までも、大げさに語るほどではないですがけっこう経験があります。

いちばんコアだったのは、最後の正社員を辞めるとき。

気持ちがつらすぎて、「もう絶対に自分の力で活動したい!」
って泣き叫ばんばかりの状態で街を歩いていると…

知り合いの起業支援をしている関係の人に5人、立て続けに道端で出会ったんです。
(しかもお互いにつながりがある人)
普段はそんなところで会わない人なのに、です。

別に全力でその人を探してたり、近寄っていったわけでもないのに…。
求めてるものに限りなく近いモノがすぐそこに、状態ですよ。
(実際にはその人たちに助けを求めることにはならなかったのですが)

******

で、チューニングってなんなんじゃい、ということですが。

自分のコンディションが、いちばん中心にくるような状態を保つことです。
コンディションの優先順位を1番に持ってくる、と言ってもいいかもしれません。
つまり、リラックスしてゴキゲンがよい状態に持っていきます。

ハイテンション!元気!
でもなく

落ち込んでダル~
でもなく

自分にとって、ごくごく「普通」の状態。
言ってみたら、本人にとっては空気みたいな状態になるってことです。
それくらい、ごくごく自然体。

私にとっての「チューニングがとれた状態」ってのは
少~しやる気ないんじゃね?くらいのスローテンポに落とし、
ゆっくり、じっくり味わうように行動すること。

これが私のパフォーマンスを最大に上げてくれるんです。

人の話もしっかり聴けるし、心も開かれて、とらわれが少ないため、
障害がほとんどない状態。

ややもすると、サボってるような気がして、
すぐこの状態を辞めようとしてしまってたんですよね。以前は。

でもね、焦ってセカセカしてると
時間に間に合わなかったり、言いたいことが全然伝わらなかったり、
ドッと疲れて逆に倒れ込んだり…と逆に効率を落としてしまうんです。

いちばん遅刻しないのも、これ。
のーんびりテロテロと歩いて駅に向かうスタイルを取りはじめてから、間に合う率が格段に上がりました。
チャリでダッシュは逆効果でした。。。

******

この「自然体」というのがくせ者で

人によって
そして行動の内容によっても全然、そのツボが違うわけですよ。
フツーに、せっかちじゃね?くらいが、ジャストなチューニングの人もいます。
マイペースでとろとろやって、実は時間内に終わらせる人もいます。

んでね、そのチューニングが取れた状態で日々過ごしてたら、時間の濃縮度がいちばん高いわけ。
心のチューニングが取れてると、心の扉が開いて、他の情況の流れに乗りやすくなったり、環境が味方してくれるわけです。自説ですが、他の人にも同じようなことを聞くことはままあります。

そういえば、同じ時間に駅に向かって走るのでも
やたら信号にぶつかるときとすいすい行けるときとでは結果が変わるわけですよね。

信号以外にも向かい風や、人の量、交通量とか
どうしようもないものまで味方につけられるって状態があるんです。

自分が走ってるかどうかは、間に合うための要素のひとつに過ぎません。
なまじ走ってるばかりに息切らして体力落として、遅くなってるかもね(笑)。

チューニングされてるかどうかを、自分のコントロール下に置けるといいですよね。
それには、我を忘れてなにかに没頭できる自分の時間を取ることかなって。

瞑想したり、スポーツしたり、音楽聴いたり。人によってそれぞれだと思いますが。
時間は短くてもどっぷりハマり込んで集中していることが大事です。
それが心の扉を開きます。

続きはこちら。
自信って、そう派手なものじゃないんです。

Photo by David Marcu on Unsplash

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