プロフィール

香澄

1977年、長崎県生まれ。
幼少期からずっと、心にガラスの壁のようなものがあるような感覚がしていて、その向こうに行っちゃいけないような気がする、行けないと思っていた。
母親は、私を見て「人生で初めて、自分とはまったく違う理解のできない人間がいることが分かった」と思ったらしい。

幼稚園~中学校まで、3回の転園・転校を経験して、そのたびにその土地の「新しいコトバ」を習得しているような感覚になった。外国にきたような衝撃を受けた。友達はできたけど、年齢を追うごとに心をゆるすのは難しい、と感じるようになる。
人は好きだけどひとりでいたかった。ひとりでいるときと、他人といるときの自分は別の人格の使い分けだった。自分と似た感覚の持ち主をさがす旅に出るかのように、本の世界や心理の世界に没頭する。

このときから、この世界で生きていくために「自分のコトバ」を獲得する必要性を感じ、模索していた。

大学時代にはじめて色彩学のことを学び、世界共通のコトバをひとつ知ったような気がして、安心領域を手に入れる。

社会に出て初年度で、過呼吸で心の壊れる体験をする。
社会に合わせるように自らをトレーニングし、転々としながらたくさんの職を体験する。同時に色彩や心についての学びと体験を深める。

2010年に色彩と心理をつうじて個人の活動をスタート。個人セッションやワークショップ、セミナーなどを主催。
自己アピールに必要な文章を書くようになり、色彩や心理を深めるごとに、文章そのものが広がっていき、自分の好きなように場をつくることが楽しくなる。また、置かれた環境にかかわらず、世界観をあらわすことで人とつながることが可能になり、その方法を伝え始める。
2014年ごろから資格をうたうことをやめ、オリジナルの道を切り開く。

Photo by Andre Benz on Unsplash

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