記憶に残るお店になるために、必要なエッセンス。

前回、こういう記事を書きました。

⇒ めちゃめちゃ美味しいサンドイッチのお店が閉店した理由。

個人的に、このお店には残ってほしかった…!という思いから、「どうすれば続けられたか」を勝手に考察しています(笑)。

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※写真はイメージです。

 

私の考えられる範囲から言うと、このお店に必要だったのは…。

・記憶に残る

・記憶に残り続ける

というところじゃないかと。

 

美味しいお店だったので、バッチリ記憶には残りました。

ですが…もうひとつの「記憶に残り続ける」ということについては、もっといろいろ工夫ができたんじゃないかと。

まずは、チラシだけじゃなく、SNSなどで発信をすること。そしてその際にポイントとなるのが次のようなことです。

◆お店ならではのメッセージや情報を届けること。

⇒そのサンドイッチのお店は、コンビニよりは少し高値なものの、美味しい割には値段は安い!と思えるお店だったんですよね。フレッシュな野菜が手軽に取れるし。トマトも厚切り、エビフライも丸ごとゴロゴロという感じ。パン屋さんでも、ここまでの素材を使った差サンドイッチは置いてないんじゃないかなって。だから誰彼かまわず割引したりは、しなくていいと思うんです。

ってことは…そこまでのサンドイッチを作ろうと思うには、何かしらの思いやエピソードがあったんじゃないかなって。記憶の限りでは、そういうことがどこかに書かれていた記憶はないんですよね。もったいないなと思いました。

お知らせを受け取る何か…アプリでも、Facebookページでも、メルマガでもいいんですが。そこにお店のヒストリーを届けて、受け取ってもらった人にだけサービスするってのはありかなと思います。何しろ、ヒストリーを知ると記憶に残るし、お知らせのたびに記憶に残り続けるし。

 

◆季節メニューを見せること。

⇒そのお店には、いつも期間限定メニューがありました。グラタンサンドイッチとか。ただ、店頭まで行かないと知りようがないんですよね。これももったいないなと思いました。

「見せる」って書いたのは、ほんとにまずは、見せるだけでいいからです。「絶対食べたい!と思ってもらわなくても、見せていると、そのたびに記憶に残り続けます。食べたいと思ったタイミングで来てもらえばいい。

 

◆イメージカラーやイメージキャラクターなど、一言で言える特徴を持つこと。

⇒こういう話をしていると、そのお店ってどこにあるの?って聞かれますよね。その時に、特段言いやすい特徴がなかったのももったいなかったです。言えるのは「あそこの角を曲がって」という地理的なことだけで。

後で写真を見たら、店名の書かれた庇はダークグリーンで、お店はオフホワイトとベージュでした。店頭に置かれた、メニューを書いた黒板も、普通の黒板色。

ナチュラルなんですが、いずれも目に飛び込んでくるほどの特徴ではなかった。住宅街ってだいたい、オフホワイトとベージュで構成されてますからね。これが隣のから揚げ屋さんだと、「オレンジ色の看板で…」っていうのが記憶にあります。だからといって派手派手合戦にすればいいというものでもなく(景観が壊れますからね)。

たとえば、お店の色のダークグリーンをもうちょっと広い面積で使うと、落ち着いた印象なうえに、ちょっと高級感も演出できます。

ダークグリーンというと、イメージはフレッシュネスバーガーになります(笑)。よくよく外装を見てみると、ドーンとでっかいハンバーガーの絵と、店名のお洒落なフォントが記憶に残りますよね。

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あくまでサンドイッチは軽食なのと、そのお店にはおしゃれ感もここまではなくていいと思ったので、カジュアル感はもう少し残してもいいかな。

お店全体の色を変えられないのなら、ロゴマークだけ特徴的にするとか。ダークグリーンにこだわらないなら、もっと鮮やかなグリーンにしてみるとか。クッションとか、小物とかというポイントに必ずそのグリーンを使うとか。

イメージキャラクターがいると覚えやすいので、お店のイメージに合えば作ってもいいかもしれません。

 

こういうことを総合して…妄想して…。

作ったのがこちらの画像。店名は架空の「SANDWICH SHOP」にしました。

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言葉はシンプルですが、私が実際に買って食べたときの心の声です(笑)。なんせ、グデーっとしてやる気なかった日でも、これを食べたら頑張れたので。

店主にインタビューして、このサンドイッチが生まれた経緯をコトバにしてもいいのかもしれませんね。そうすると、お客さんだけでなく、そこで働く人にも、仕事をする上での「美学」がインストールされる。

妄想してくうちに、かなり飛躍しましたが(笑)。

こうやって考えていくと、店舗イメージっていろんな角度からアイデアを練って練って、作られてるんですよね。

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