コンセプト

このブログのコンセプト。

【何を得るか、ではなく、何を失っても大丈夫なのか】

 

このブログは、私自身が周りに振り回され、さんざん迷ったあげく、また自分らしさに戻るまでの経験が基になっています。

私はこのようなプロセスをたどってきました。

0:もとの自分

1:転職しまくり、人の言うこと聞きまくり、資格取りまくり期

自分にできるとかできないとか考えず、とにかく何でもやってみる。四の五の言わず頑張る。

2:好きなことで、自分で仕事を始めた自立期

人には向き不向きがあるんじゃないかと考え、より上手にできるものに取り組み始める。

3:快を求める期

より自分にとって快適で満足するあり方を、ホンネで取捨選択しだす。

…という風に書くと、着実に成長していったかに見えますが、2から3のプロセスにおいては、そもそもの「0:もとの自分」でよかったんじゃない?というくらい、元に戻った感覚を覚えました。いわゆる、「手離すプロセス」というやつです。

そもそも、0のもとの自分は、引きこもりでオタクで、人と接するのが苦手で深く考え過ぎて行動できず、頑固でこだわりがあってゆずらないので人と一線を引いて接する。これが、何もできないうちはただの欠点に過ぎなかったのですが…。

一周回っていろんな経験を積んでからは、この「こだわり」というフィルターの意味が変わりました。この制限があるからこそ、魅力的な人に出逢えたり、可能性を活かせたりするんだな、と。

1と2の段階では、誰から見ても活動的なため、一見いちばん成長しそうなんですが…完全に自分の強みを生かすことができずに、常に無理をしていました。

なぜなら、人や情報に振り回されがちだからです。手当たり次第にいい方法を見つけては試し、という感じで定まらない。原因を外に求めているんですよね。もっといい情報があるんじゃないか、もっと優れた人に会ったらうまくいくんじゃないか、という気持ちがぬぐえずにいました。

3は、フォーカスが自分自身に定まっている状態です。人なので、その瞬間瞬間に揺れ動く部分はあるのですが、その根底に「自分」があるので、目移りせずに、余裕をもって毎日を過ごすことができます。

 

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私が3に移行してみて重要だと思ったのが、

◆何を得るか、ではなく、何を失っても大丈夫なのか

が分かること。

何に取り組んでも、失敗もあれば成功もあり得ます。得るものもあれば失うものも出てくる。となると、何を得るかにフォーカスしすぎると、時に自分を押し殺してまでその基準にしたがってしまうようになります。ここにはまるとキツイ。たとえうまくいっても、その分エネルギーや自信を削ぎ、最後にはすべてが崩れ落ちてしまうことも少なくありません。

失っても大丈夫なものが分かると、人が離れても、モノやお金が手から離れても、得するポジションから排除されても、気にならない。常に安定した気持ちで自分のやりたいことを追い求めることができます。結果、自信という吸引力がつきます。

その結果、一度は失ったかに見えたものも、別の角度からまた舞い戻ってきたり手に入ることは少なくないのです。

たとえば、歳をとると、一見美貌が失われるかもしれない。でも、自分の美学に基づいて、周りの目を気にせず好きなように生き続けていたらいいんです(「姿勢」は失われようがないので)。そうすると、その生き方やそこから生まれる表情が結果的に、美しいと言われることもあるかもしれません。そう言われることが目的じゃなく、あくまで「姿勢」は好きなように生きること。結果的にそうなる可能性もあるよ、という話です。

◆何を得るか、ではなく、何を失っても大丈夫なのか

これを私は【自分美学】という呼び方で書いています。事業的には、これは活動コンセプトと呼ばれたりもします。コンセプトの創り方も、実は考え方は同じです(逆に言うと、私は事業的な考え方を得た結果、生きやすくなる方法がわかったとも言えます)。

誰でもいいから、とにかくたくさん売れさえすればいい。有名になれば、お金になればいい。そういう気持ちでやっていると、より優れたもの安いもの、より有名になる方法にばかり目がいき、負けまいと焦り続けなければいけません。

そこに陥りそうなとき、たとえば、こう考えてみたらどうでしょう。

「どういう人になら、断られてもいいのか」

「どういう理由なら、断られてもいいのか」

無視してもいいことを定める。そこにエネルギーを割かない。この領域を決めることで、おのずと向く方向が定まります。小さな失敗や、隣の青い芝にいちいち気をもむことがなくなります。本当にありたい状態に全力投球できるのが、この問いの答えです。

◆何を得るか、ではなく、何を失っても大丈夫なのか

もし、複数の選択肢で迷ったり、決断できないことがあるなら、この問いに答えてみてください。深く考えれば考えるほど、力強い一歩が踏み出せるはずです。

 

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